古民家買取
古民家を所有されているご本人様はもちろんのこと、
ご家族、ご親戚に古民家を所有されておられる方で、
有効に活用しきれていない物件はございませんか?
弊社では、30年以上蓄積のある、古民家改修の経験と知識を活かし、
お客様の大事な資産に新たな価値を付加し、
今後も長きにわたってその役割を果たしていけるよう、
古民家の買取・改修・再販をいたします。

ー 古民家とは?
弊社では、築100年を超える住宅を「古民家」と定義しています。
全国各地にその土地の気候風土に合った古民家が存在しますが、
一般的に、伝統構法によって建てられ、メインの骨組・化粧となる材料は、
地元のマツやヒノキ、スギ、ときにケヤキやクリ、その他地域ごとの材木が用いられ、
壁面は土壁で構成されています。
ー 空き家問題に関して
昨今、問題となっている「空き家」
総務省の統計によれば、2023年の調査において、全国の空き家率は13.8%、
うち、賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家は2018年比で、37万戸増、
その空き家率は5.9%となっており、
平たく言えば、一般的な戸建て住宅の20軒に1軒が空き家という状況であります。
- 日本の住宅市場の組成
現在の本国の住宅供給に関する法制度は、戦後、高度経済成長期に住宅がひっ迫し、
新築住宅の早急な提供が求められたところから、「新築住宅の提供」を主眼として進められました。
ハウスメーカーが続々と登場し、住宅のローン制度も整い、
膨大な住宅需要下においては迅速に、有効に機能してきました。
しかしながら、戦後80年。
人口は減少し、必然的に住宅の総戸数に対する需要は低下するはずが、
戦後に確立された住宅の市場構造、法制度、金融制度がその変化に対応しきれず、
大きなひずみが生じた結果、
先にあげたような空き家問題が一つの症状として表面化してきました。
最近になって、中古住宅市場や空き家活用に有効な、改修に関わる法整備や取り組みも少しずつ進んではいるものの、
あまりに大きく、隅々までいきわたっている構造を変えることは難しく、
「空き家対策特別措置法」のような、後手の対応に追われる形となっているのが現状です。
ー 結局、何が問題なのか?
上記のことから、現状の問題点としては、
一、 持て余している物件があるが、管理が困難、現状での売却は見込めず、相続も難しい。
二、 空き家化、所有者の離散、不明化。
のちに物件を欲しいと思う人が現れても、買取・売却が困難。
三、 最悪のケースとして、建物が倒壊の危険性を帯び、「特定空き家」に認定、国の税金を用いて解体に至る。
今後は、対症療法的でない、予防保全のような考え方が必要です。
そのためには、国ではなく、個人の意識を変えていく方が有効な手立てかもしれません。
- 私たちに何ができるか。
そこで、皆様にお願いしたいのが、物件をお売りいただくことです。
住宅も生き物のようで、使われなくなった時点から、劣化が急速に進行します。
損傷の度合いが激しいほど、改修にかかる労力や費用は当然増加します。
そうなる前に。
皆様の大切な資産が、今後、長い将来にわたり、
新たな役割を担っていけるように。
ぜひ、ご相談にいらしてください。